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家族・友人と工夫する
関節リウマチ生活
第1回 食事編
監修:東京女子医科大学附属 膠原病リウマチ痛風センター
准教授 中島 亜矢子 先生





関節リウマチ患者さんにやさしい
食事のポイント
関節リウマチの患者さんは、痛みやだるさなどで食欲がわかないことがあります。そのため、栄養価の高い食事を摂ることが大切です。今回は、関節リウマチの患者さんに必要な栄養素と、それを効率よく摂るためのポイントをご紹介します。
おいしく食べて健康的な毎日を送りましょう
関節リウマチの患者さんは、病気による食べ物の制限はありません。しかし、食べすぎから肥満になれば、関節の負担を増やすことにつながりますし、食事を抜いたり、好きなものだけを食べていては、体に必要な栄養素が不足してしまいます。大切なのは、栄養バランスのとれた食事を毎日規則正しく食べることです。献立は肉を選んだ次の日は魚にするなどローテーションさせ、少量でも多種類の食品を使い、煮たり焼いたり、揚げたりと調理法にもバリエーションをもたせてみましょう。食欲がわかないときは、季節感のある食材をとり入れたり、彩りや風味が豊かな食材で、目からも、香りからも食欲を刺激する工夫をしてみましょう。また、食卓は、大切なコミュニケーションの場でもあります。家族や親しい人と会話を弾ませながら食事をすれば、自然と箸も進むことでしょう。毎日の食事を“楽しむ”という気持ちが、健康で心豊かな生活につながっていくのです。
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食事のポイントをご紹介します。
筋肉を元気にしましょう!
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