家族・友人と工夫する
関節リウマチ生活

第3回 家事編

監修:大阪医科大学 リハビリテーション医学教室 
教授 佐浦 隆一 先生

関節を守る工夫で、
“できる”を増やしましょう!

関節リウマチの患者さんのなかには、こわばりや痛みのために家事ができない方が多くおられます。これまで“できていた”ことが“できなくなる”ことで、気持ちが大きく落ち込んでしまうことも少なくありません。
実は、日常の動作を見直して少し工夫するだけで、家事の“できる”を増やせます。また、関節の動きを保つためのリハビリテーションにもつながります。今回は、調理や掃除・洗濯の“できる”を増やして、毎日を楽(たの)しく、楽(らく)に、楽々(らくらく)と過ごすための、ちょっとしたコツや工夫をご紹介します。

次ページでは、関節の負担を軽く“できる”
家事のコツや工夫をご紹介します。

「調理」の“できる”をひとつずつ